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館内のご案内
19世紀初期の部屋
今から200年前は、金や宝石の採掘量が極めて少なく、現在と比べると途方もなく高価な時代でした。
その為に出来るだけ少ない金でより豪華に見えるように作るカンティーユ(線状細工)という技法が用いられました。
現在では再現不可能といわれる程見事な細工の作品が手仕事で作られています。
19世紀中期の部屋
ジュエリー史の中でもかつて見られなかったほど、多種多様な様式が共存した時代です。
幾重にも裾ひだに飾られたクリノリンスタイルと呼ばれるドレスを着用し、華麗な舞踏会が盛んに行われました。
当時のイギリスは植民地から莫大な富を得て、資本家層の繁栄にともない、ジュエリーは質・量ともにそれまでになく飛躍的に発展していきました。
19世紀後期の部屋
1870年に南アフリカで大きなダイヤモンド鉱山が発見されました。供給量が増大し、ダイヤモンドの作品が多く作られています。この時代は電灯の照明がまだありません。ローソクのシャンデリアの下で、美しく輝くように工夫されたブローチが当館に展示されています。
お花の部分が揺れるように作られた、このブローチから生じるダイヤモンドの輝きはため息が出るほど美しい。
いつの時代も人々を魅了し続けているダイヤモンド。
ダイヤモンドの600年の歴史も御覧になれます。
カメオの部屋
縞メノウや貝等の濃淡を利用した浮き彫り彫刻をカメオといいます。
歴史は古く紀元前3世紀には作られており、エジプトのスカラベが起源といわれています。素晴らしい細工の枠に飾られたカメオはまさに美術品と言えましょう。
素材としては、縞メノウ、貝、サンゴ、象牙、ラバー等が多く使用されています。
王侯貴族のカメオにはアメジストやルビー等の宝石に彫ったものもあります。
ドレス試着
女性から男性、お子様まで、アンティーク調のドレスを着て、写真撮影をお楽しみいただけます。
旅の素敵な想い出に、大切な人と優雅な一時を写真に残してみませんか?
詳細はこちらからご確認いただけます。
お気軽にご利用ください。
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ショップ
ミュージアムショップでは、フランス・イタリア等ヨーロッパを中心にした、おしゃれで個性的なアクセサリーや小物等を販売しております。伊豆高原の旅の思い出に、大切な方へのお土産に、是非お立ち寄りください。
*ショップだけでも御利用頂けます*
ガーデン
美術館前には、お花が美しいお庭があります。ベンチをご用意しておりますのでお座りになって、ゆったりとした時間をお楽しみください。