館内案内 19世紀初期 19世紀中期 19世紀後期 20世紀初期 カメオの部屋 ドレス写真室 ショップ ガーデン
貴族やブルジョアだけが所有できたジュエリーが、本格的に大衆化し始めた時代です。上流階級の人々のジュエリーには、美術的価値と評価される素晴らしい作品がありますが、一方では産業革命による機械化が進み、大量生産が可能になり、デザイン・技術ともに品質低下を招いてしまいました。この機械化に反動して起こった美術工芸運動『アーツアンドクラフト運動』から『アールヌーボー』へと発展していきました。
ティアラ 19世紀後期 ダイヤモンド、シルバー、パール、ゴールド
620個のオールドヨーロピアンカットのダイヤモンドと天然パールが使われています。この時代、パーティーでは上流階級の人々は競ってティアラをつけたのですが、王冠をイメージするデザインから相当の身分の方のものと思われます。
トレンブラン・ダイヤモンドブローチ 19世紀後期 ダイヤモンド、シルバー、ゴールド
トレンブランとは震えるという意味。お花の部分に小さなバネが仕掛けられ、身に着けたときにお花が微妙に揺れ動くように作られたブローチ。当時はまだ電灯の照明ではなく、ローソクのシャンデリアの下でパーティーが催されました。優しい照明の下で生じる輝きは、とてもロマンティックな雰囲気をかもしだし当時の貴婦人の憧れでした。ブローチの部分が二つに分かれて、それぞれブローチに使えるように工夫されています。